時間の効率化。

朝はバタバタして遅刻ギリギリ。いや、全然遅刻だよって言う説もある。
それはいーとして。

うちの会社にはエレベーターがある。
「エレベーター待ち → 到着 → 乗る → 上る/下る」は普通の流れ。
誰かが乗りそうな気配があれば、しばらくの間「開」ボタンで来るのを待つ、のがささやかな思いやり。

特に朝はみんな急いでるから、
出来るだけ乗り合わせるのが、普通の出来事になってる。
エレベーター近くに下駄箱があるから、誰がもーすぐ来るかわかるし。

で、あたしは靴を履き替える前に、エレベーターを1階に到着させとく。
履き替えの間に到着させ、履き替えたらすぐに乗れるように。
数秒たりとも無駄にできない。やるかやられるか。戦いなのだ。
こないだのあの日も、いつものように下駄箱へ向かう途中にサクッと「↓」ボタンを押し、ダッシュで靴を履き替える。
その時に、若いんか若くないんかよくわからん男子とすれ違った。
君は、あたしのおかげでもうすぐ1階に到着するエレベーターに乗れるんだね。よかったね。
そんな事を思いながら靴を履き替え、小走りでエレベーターに向かう。
エレベーターは、思惑通り1階に到着していた。
よし、今日も数秒の効率化が達成されt……………って、おいっっっっっっ!
無常にも閉まる扉。
無常にも上昇するエレベーター。
無常にも立ち尽くすあたし。

男子は、1人でちょうどのエレベーターに乗り込み、1人で上昇したのだ。
しかも、最上階まで行ってるし。

あんたのために、エレベーターをちょうどにさせておいた訳じゃない!
効率化どころか、ロスしてる。しかも数分。このくそ忙しい慌ててる朝の数分は、数時間に匹敵する。
あたしは、唇を噛み締めながら、その日2回目の「↓」ボタンを押した。

数分後、席に着くと、さっきの輩が。
しかも、あたしの席の後ろだった。
今も、奴は後ろにいる。

この恨み、一生忘れん。

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